アンティークビーズ/とんぼ玉の名前
日本では、とんぼ玉の呼称として「法隆寺玉」や「アイヌ玉」など特殊な例を除いては、形状や文様によって「筋玉・角玉・管玉・蜜柑玉・ソロバン玉・・」などとおおまかに区別して呼ばれています。
ところが、ビーズファンの多い欧米では、代表的なとんぼ玉(特にトレードビーズ)それぞれにニックネームがつけられています。それらの名前は私達が親から授かったように、とんぼ玉が生まれた時に 命名されたものではありません。長い年月の間に、「いつ・誰が・どこで・何故・」そんなことが全くはっきりわからないまま、自然発生的についたニックネームなのです。
伝説に彩られた名前もあれば、見た目そのままのわかりやすい名前もあります。全く意味不明の名前もあります。
このような形でとんぼ玉のニックネームを日本で紹介させていただくのは、パンダモが初めての試みになるかと思います。ただ、これらはあくまで通称・俗称ですので、扱う人によっては呼び名が異なる場合もあります。
しかし、これらのとんぼ玉の名前の由来を調べていくと、トレードビーズが交易の主役として活躍した時代の一端を垣間見ることができます。
激動の時代の中で生まれたとんぼ玉の名前とその由来を追いながら、「とんぼ玉ロマン紀行」をお楽しみ下さい。 【雅・慎】
ヴェネチアントレードビーズ
ボヘミアントレードビーズ
1.ロシアンブルー | 2.ウランガラスビーズ | 3.エチオピアンチェリー | 4.ウェディングビーズ |
5.ダイスビーズ | 6.グラスコーラル | 7.スネークビーズ | 8.フラワービーズ |
9.聖者のビーズ |