フェザービーズの歴史と名前の由来

    フェザービーズ

    コアガラス
紀元前5-6世紀頃 コアガラス -パンダモ コレクション-
  



 通称:  フェザービーズ -Fether beads-(羽)

 年代:  1800年代後期-1900年代初期

 原産:  ヴェネチア

 別名:  ピューマータ


 フェザービーズ・・・文字通り鳥の羽のような文様を持ったとんぼ玉・トレードビーズです。

上の写真は中でも代表的なフェザービーズですが、フェザービーズに関しては無数とも思えるほど数多くのバリエーションが存在します。

 母体に色ガラスで線を引き、まだ固まらないうちに先の尖った道具で軽く引っ掻くようにして模様を仕上げます。

日本では「掻き揚げ」と呼ばれる手法です。

 掻き揚げの手法によるフェザー文様の出現は、古代・中世のとんぼ玉にも類例が多く見られます。【慎】



様々な色のフェザービーズ


フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ
フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ
フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ
フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ


フェザービーズファミリー


フェザービーズ >フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ
フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ
フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ
フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ


球型フェザービーズ found in Afghanistan


 これらの半球型のフェザービーズはアフガニスタン周辺でみつかることが多く、アフガニスタン人ディーラーによって古代のとんぼ玉と一緒に流通することが多いです。

そのため、古代玉と勘違いされるケースも多く、日本のとんぼ玉の書籍などにも古代玉として掲載されています。

しかしこれらの玉に見られる「ピンク色(透明の赤)」のガラスは古代玉にはありえない色なのです。
1800年代中期のヴェネチア製ということが明らかになっています。【慎】



フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ
フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ


古代とんぼ玉に見られるフェザー文様


 フェザー(掻き揚げ)文様は2000年以上の昔から現代にまで脈々と受け継がれてきたガラス装飾技法の一つです。

古代とんぼ玉におけるフェザー文様を紹介いたします。【慎】



フェザービーズ フェザービーズ フェザービーズ


フェザービーズの販売コーナーはこちら!